されることになることを知りましてまことに困っております。 当センターは、国の施策でもある障害者自立支援法の「施設から地域移行」を進めるための各 種相談や自立を具体的に進めるために、自立に必要な体験を行ってもらえる場として「自立生活 体験室」を併設しており、多くの障害者がここを利用して地域生活に移行して参りました。 事業の関係から車椅子利用や歩行がやっとの障害者の方々が、相談や自立生活体験に来ら れるためにコミュニティバス「まいどはや」中央ルートの「新川原町」バス停を利用しています。 ルートの変更にあたり、運営している「まちづくりとやま」の担当者からは、「30 メートル移動する だけなので・・・」といわれますが、車椅子障害者や歩行が困難な障害者にとって30メートルの移 動は大変なことです。道路は平坦ではありません。水はけを良くするために、「板のついたかまぼ こ」のように道路の真ん中が一番高く、両端は低くなっております。このため、一人で車椅子を動 かす障害者にとって真直ぐに移動することは容易ではありません。 さらには、融雪装置の設置により道路の真ん中はより高くなり、両端の道路は傾斜がよりきつく なりました。ましてや雪の降る時期には、ただでさえ道路の端が平たんでないことに増して、道路 の端に雪がたまるために一人で車椅子を動かすことが困難になります。 障害者は、社会においてはマイノリティな存在であり、交通手段の確保という面でも難しい状況 にあります。障害者にとって、コミュニティバス「まいどはや」中央ルートのこれまでの「新川原町」 バス停は、足の確保という面では非常に重要な交通機関です。
よって以下の要望を致します。
まだまだ、公共交通機関利用者から言っても障害者や高齢者はマイノリティです。上記のことを ご検討のうえ、コミュニティバス「まいどはや」中央ルートのルート変更を改めてご検討いただき、 今の「新川原町」バス停を通るルート運行の存続をして下さるようお願い申しあげます。 |