災害列島の日本とはよく言われますが、近年はゲリラ豪雨をはじめとし、自然災害に関するニュースを耳にすることが増えたように感じます。また、富山・北陸に目を
向けると2 0 0 8年の入善町における高波被害、2 0 0 7年の能登半島地震などが記憶に新しいところです。
災害のニュースを見たり、身近で地震などがあったときは「何かあった時のことを考えなきゃ!」とは思いつつも「富山は災害の少ない県だし、大丈夫じゃない?」と
心のどこかで思っている人・思いたい人も少なくないのではないでしょうか。
しかし、障害者をはじめとする災害時要援護者と言われるわたしたちが災害に遭遇したら・・・と考えると・トイレはどうしよう?・そもそも自分が住んでいるところの
いちばん近くの避難所ってどこなんだろう?・災害に備えて何を準備しておけばいいの?・何か災害があっても情報を得られない!など、考え始めるとどこから手を
つけていいのか分からず、そのままになっていってしまうのが現状だと思います。
そこで、まずみんなで考える機会を作ることからはじめようと思い企画しました。今回は、兵庫の震災からみえてきた現状や課題、富山での取り組み等をお聞きした
いと思います。
疑問や不安が一気になくなるわけじゃないけれども、自分事として捉えるきっかけ作りにしたいと思っています。
==講演会== == 「考えることから始めよう、防災のこと。」== ~災害時の障害者、高齢者等の現状と課題~
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■13時35分~ 「阪神淡路大震災の経験談、そこから見えてきた課題」 八幡 隆司さん(NPO法人 夢風基金)
■14時45分~ 「富山市災害ボランティアネットワーク会議の活動」 能登 貴史さん (富山市災害ボランティアネットワーク会議 会長)
■15時45分~ 参加者のみなさんとフリートーク 手話通訳あります。要約筆記依頼中。
特定非営利活動法人 自立生活支援センター富山
■主催 富山市新川原町5番9 レジデンス新川原1F ℡076-444-3753 fax076-407-5557
E-mail:cil-toyama@ams.odn.ne.jp