カーまたはベビーカーが安全に電停の上におれるだけのスペースが確保されるのか。また回転でき るだけのスペースが確保できるのかという疑問が残ります。そうした問題について富山市はどのよ うにお考えですか。
さらに、来年の4 月から富山市が援助して行われる富山地方鉄道への3 車体連結の車両(LRV)と環 状線化で導入されるLRT の車体の高さが違うように思いますが、具体的にどのようにバリアフリー 化をはかっていかれるのかお聞かせ下さい。

ご回答いたします

日頃より市政の推進に格別のご理解をいただき、厚くお礼申し上げます。
 市内電車環状線化事業は、丸の内交差点から西町交差点までの約900mの区間で富山市が整備 した新たな軌道施設を利用して、富山地方鉄道㈱が、富山市から借用した新型車両を環状に運行す る形となるものであります。
 そこで、市が新たに建設する丸の内交差点から西町交差点までの区間の3電停と、移設が必要な 丸の内電停の計4箇所につきましては、富山ライトレールの電停と同様、有効幅1.75m、高さ 0.28m、長さ18.4mでスロープの付いたバリアフリー化された電停となる予定であります。 一方、その他の既存電停につきましては、環状線化事業に併せて、富山地方鉄道㈱が現状の幅で スロープ設置と高さ調整を実施する計画となっており、市としましても財源面で支援することとし ております。
 なお、既存電停幅の拡幅につきましては、限られた道路空間の利用方法について関係機関との合 意が必要であり、今後の課題であると考えております。
 市としましては、更なるバリアフリー化を推進するよう、また、より使いやすい電停となるよう、 富山地方鉄道㈱と共に検討してまいりたいと考えておりますので何卒ご理解を賜りますようお願い いたします。
 また、富山地方鉄道㈱が導入する新型車両の車椅子等への対応につきましては、富山地方鉄道㈱ で検討されていると聞いております。

担当課:交通政策課・路面電車推進室


戻る  次ページへ