障害者の起業人 聞いてみよう!


-働く場の作り方-③

-りーぶる・ライフより転載-
( 当センターのブログです


 前回、戸田さんが「 障害のある人とない人が就業のスタートラインにたった時に大きな
差がある」 と仰っていたことの続きです。

 例えば、データ入力の仕事をするときに、障害のない人が1時間でできるものを障害の ある人が2日かけてしているのでは仕事としては成り立たない。

 そんな中で、「何か仕事を始めたい」と言ってもそんな簡単にいくわけがない。 一般的にいうITだとか起業だとか…そういうことができるわけがない。

今の競争社会を…まさしく経済優先主義の中で求められているのは効率。 効率と瞬時の判断力を求められている。

 これに対応できる人しか(競争社会や経済優先主義の中では)生き残れない。 これは、障害者だけでなく健全者も同様。

 一時期、パソコンが一手に導入された時にそれについていけない中高年の人たちがその 職場から去って行かざるを得なかった。
 一方、製造業なんかで課題になっているのはリストラなどされていく中で技術が継承さ れなかったということ。

 このようなことが障害者の中であるのかといえば、現実的はない。 この現実社会の中でITだとか起業だとかで、障害者が働くということでいうと、ありませ ん。はっきり言って無理です。

健全者だって無理なのにどうして障害者ができるのか…と僕は思ってます。 だから、どうするかということを考えないといけない。

パソコンの普及で印刷業界の状況が急速に変化していったのだなと感じました。  そこで、出てくるのが戸田さんが仰っていた「瞬時な判断」ということとが問われる のだな…と。

 となると、また前回の報告で仰っていた、「世の中の変化や情報をいち早く取り込む こと」というところに行き着くように思いました。 ー続きは次号に掲載しますー

 
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