<<<既存電停の広さ>>>
さて、私達が一番指摘してきた既存電停
の幅の問題です。改修前は98㎝でしたが、
改修後は100 ㎝です。
写真を見てもわかるように、電停の上に
乗った車椅子の両側の空きに余裕がなく、
さらには電停で車椅子を横向きした場合、
電停から足や車椅子が出てしまいます。
さらに気になるのは、電停にガードレー
ルをつけないような感じに見えます。
<<<感想として>>>
はっきりいって電停が高くなった分だ
け怖く感じました。また、電停の上で回転
して方向を変えるのは誰かいないと無理
じゃないかと思いました。電動車いすなら
余計に円周に余裕がないと車道に転落し
ていきます。路面電車の環状線は、新しく
できる電停の3 か所と線路の切り替えポイ
ントのある丸の内電停のみが同じ高さで、既存電停ではLRT には6㎝下りていくこ
とになるようです。LRT のうたい文句は障害者・高齢者にやさしい乗り物と言われ
ていますが、本当にバリアフリーとは何なのでしょうか。一人で利用できない低床
車両の持つ意味が問われているのではないでしょうか。文責:平井