安全・安心して乗れる富山市路面電車環状線化を!
|
もうすでに進められている路面電車環状線化の工事です
が、富山市内を走る市電(富山地方鉄道)の中心街の一部
0.9m の丸の内から西町の間を新たに線路(単線)を引き、
時計回りと逆方向に循環するもので、現在のポートラムの
車両をそこに導入されることになっています。
ここで私たちが富山市と富山地方鉄道に要望書を提出し たのは、既存の電停の幅(道路から線路間)を拡張せずに 新型車両の高さまで上げ、その高さに合わせてスロープも 現在の長さのまま着けると市の担当課に聴かされたためです。新たに線路が引かれ、そこにできる 電停は3 つで、交通バリアフリー法の規定に基づいて作られます。また新たに線路を引き込むため のポイント切り替えのある、丸の内電停も新しく造りかえることになっています。 しかし、私たちの調査によると既存の電停はガードレ まちです。ここで問題なのは、電停幅が変わらない中で 高さが上がりスロープの角度が急になることが、車椅子 や電動車椅子、ベビーカー、シルバーカー、さらには小 さい子供にとってほんとに電停が安全で安心して乗車 や降車ができる場所になるのだろうかということです。 車椅子などはある程度回転するスペースが必要になり ます。 さらには、電停の幅が89 ㎝でガードレールを着けた ら、車椅子(車椅子によっても違うが平均幅65 ㎝)が電停と同じ方法に向いて電車を待っていても 片側の空きが12 ㎝になり、腕や手が電車に接触する可能性があります。(インターネットの私たち のホームページで詳しい調査結果を掲載しています。) もうひとつは、富山市と県が補助して富山地方鉄道へ3車体連結の車両1台導入(LRV ほっトラ ム)し、南富山から富山大学までの区間を来年4 月から運行すると報じられているもので、環状腺 化される電停にも停車します。ここで問題として あるのは電車の乗降口から道路の高さまでの違 いで、既存の電車は39 ㎝、ポートラムは30 ㎝、 ほっトムラは35 ㎝です。3 つの高さが違う電車が 通る電停はいったいどのようなものになるので あろうかという疑問も出てきました。 |