注1「まいどはや」 富山市内を走るコミュニティバス。りーぶる前も通っています。 注2「交通バリアフリー法」 正式名称は高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の 促進に関する法律(平成12年) 富山県内の交通バリアフリーの現状 国土交通省北陸信越運輸局富山運輸支局 中村 幸春さん ご存知のとおり、公共交通機関において誰もが移動をスムーズに行えるよ うに駅などの施設や車両などの改善などが少しずつですが進んでいます。鉄 道駅ではJRの富山駅、魚津駅、砺波駅でエレベーターが整備されており、各 駅で段差の解消や誘導ブロックなどの整備もされてきています。また、路線 バスでは、ノンステップバス(注3)が導入され、わかりやすい視覚・音声案 内や握り棒なども工夫されてきています。富山市、高岡市、新湊市などの街 で走るコミュニティバスにもノンステップバスが導入されており、10月か らは魚津市のコミュニティバスも車いすの昇降機付の車両が走っています。 駅のエレベーター整備なども、乗降の多い駅の整備が中心になるでしょう し、ノンステップバスについても現在の県内における導入比率は全車両の約 15%で2010年までの目標も25%としており、全ての車両がノンステ ップバスに代わるには相当時間がかかる現状となっています。 注3「ノンステップバス」 従来の車両は、床面まで乗降口から2段ぐらい登る必要があったが、段差が ないもの。 乗降口の高さは約30㎝、幅は80㎝以上。スロープ、車いす固定装置あり 生徒さんの感想から 切符を買うのが大変だった。音声製にすれば視覚障害の人も簡単に買えると 思った。 目に障害のある人が杖をつくのにタイル(すき間)のある道路を少なくした ほうがいいと思った。 |