青山彩光苑 2003年12月7日(日) 障害者週間のシンポジューム 「どんな生活をしたいの?   そのための支援は何が必要?」
 石川県七尾市にある青山彩光苑で、
昨年の12月に障害者週間の企画が行
われ、自立生活支援センター富山とし
て参加しました。                 
 青山彩光苑は、療護・通所授産・更
生援護・リハビリテーションセンター
・ショートステイ・デイサービス・福
祉ホーム・通所療護・障害者生活支援
センター等を行っておられます。   
 七尾市と交渉の末、玄関の前には、
コミュニティバスが来るようになり、
一人で出かけられるようになったそう
です。                           
 私自身は、この施設の桶屋さんをは
じめ、何人かの人と10数年お付き合
いをしてきました。               
 さて、シンポジウムでは、自立生活支援センター富山の平井に司会の依頼が来ま
して引き受けさせて手頂きました。内容は要約させて頂きます。                
 始めに、「地域生活するための支援と課題」として、まず久水さん(行政)から
は、障害者本人が地域で生活をすることを望んでいるのか、本人の気持ちが一番大
事。次に高畑さん(CILコムサポートプロジェクト)からは、少しでも地域でやっていきたい
気持ちがあるのなら、声を出して欲しい。課題は、声に出したことに対して、それ
はムリだといってはダメ。家族からの自立、一人暮らしの支援、交渉の話、当事者
の介助者探しなど。永井さん(職員)からは、障害者が地域で生活する際、周りの
サポートやサービスがあるのか。自分らしく生きるとはどういうことなのか、自分
の生活を組み立てること。当事者が動く必要性と地域とのネットワーク。続いて、
東山さん(在宅障害者)からは、家族のサポートがあるかどうか。きっかけを与え
られることの必要性。地域に密着した福祉活動。                              
 最後に、桶屋さん(苑内利用者)
からは、テーマについて体験のない
自分には、空想しか語れない。障害
者が地域生活を送る時に、一番最初
に乗り越えないといけないのは家族
の理解。自分たちの姿を見て外に出
せないと思う家族。体験室を使って
出来ることと、出来ないことの見極
めをすることが必要。また、介護時
間の確保だと思います。          
簡単に、紹介させて頂きました。)
           報告 平井