石川県七尾市にある青山彩光苑で、 昨年の12月に障害者週間の企画が行 われ、自立生活支援センター富山とし て参加しました。 青山彩光苑は、療護・通所授産・更 生援護・リハビリテーションセンター ・ショートステイ・デイサービス・福 祉ホーム・通所療護・障害者生活支援 センター等を行っておられます。 七尾市と交渉の末、玄関の前には、 コミュニティバスが来るようになり、 一人で出かけられるようになったそう です。 私自身は、この施設の桶屋さんをは じめ、何人かの人と10数年お付き合 いをしてきました。 |
さて、シンポジウムでは、自立生活支援センター富山の平井に司会の依頼が来ま して引き受けさせて手頂きました。内容は要約させて頂きます。 始めに、「地域生活するための支援と課題」として、まず久水さん(行政)から は、障害者本人が地域で生活をすることを望んでいるのか、本人の気持ちが一番大 事。次に高畑さん(CILコムサポートプロジェクト)からは、少しでも地域でやっていきたい 気持ちがあるのなら、声を出して欲しい。課題は、声に出したことに対して、それ はムリだといってはダメ。家族からの自立、一人暮らしの支援、交渉の話、当事者 の介助者探しなど。永井さん(職員)からは、障害者が地域で生活する際、周りの サポートやサービスがあるのか。自分らしく生きるとはどういうことなのか、自分 の生活を組み立てること。当事者が動く必要性と地域とのネットワーク。続いて、 東山さん(在宅障害者)からは、家族のサポートがあるかどうか。きっかけを与え られることの必要性。地域に密着した福祉活動。 |
最後に、桶屋さん(苑内利用者) からは、テーマについて体験のない 自分には、空想しか語れない。障害 者が地域生活を送る時に、一番最初 に乗り越えないといけないのは家族 の理解。自分たちの姿を見て外に出 せないと思う家族。体験室を使って 出来ることと、出来ないことの見極 めをすることが必要。また、介護時 間の確保だと思います。 簡単に、紹介させて頂きました。) 報告 平井 |