知ろう、学ぼう!
どうなる社会保障

目先の利害よりも、その先にある現実を!

日時:8月9日(土)午後1時半~
場所:県民会館706号室

講師北野 誠一 さん(東洋大学ライフデザイン学部生活支援学科 教授)


 私たちを取り巻く社会保障費は毎年のように削減されてきています。
特に高齢者福祉・医療はますます切り詰められ、最後のセーフティネッ
トといわれる生活保護も引き締められ取りにくい状況にあります。
 さて、障害者福祉は障害者自立支援法の激減緩和策が今年の4月から
施設への予算の復活、7月から障害者に対する自己負担の軽減がおこな
われました。何か障害者福祉がよくなったかのように見えますが、ほん
とにそうなんでしょうか。
 関係省庁による薬害や年金問題隠しなどゆらぐ社会保障による不安や
怒りがある一方、夕張市の自治体の破産から始まっている地方自治体の
予算削減や予算引き締めはますます地域格差を広げているといえよう。
そうした中、石油の高騰にともないすべての分野において物価が上がり
私たちの生活は苦しくなってきています。ささやかれ始めている消費税
の値上げ等、今後の社会保障がどのようになっていくんだろうか。
 今後の私たちの生活について一緒に考えてみませんか。
主催 自立生活支援センター富山
この企画は、富山市障害者相談支援事業の一環として行います。